こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しております。
今回のテーマは、知念実希人さん 出版社 実業之日本社文庫『誘拐遊戯』本書に出会った結果です。
こちらは2019年に刊行された作品となります。
知念実希人さんの作品は、何冊か紹介していますが、実はこの『誘拐遊戯』こそがわたしが初めて知念さんの作品を読んだ第一号なのです。
ここでようやく紹介することになります。
僕もこの作品が知念さんを知る第一号作品でした。
へ~そうだったんだ~
『誘拐遊戯』本書と出会ったその結果は?
『誘拐遊戯』本書をおすすめなかた
『誘拐遊戯』こちらを個人的におすすめなかたは、こんな感じのかたです。
・中高生の娘さんがいるお父さん
・スリルを味わうような感覚とミステリーが好きなかた
・想像を超える展開や先が読めない展開が好きなかた
是非ともご覧になってください。
『誘拐遊戯』書評(プロローグ)
知念実希人さんは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、医者でありながら小説を執筆している方です。
数々の作品があるなかで医療関連が小説のなかにたびたび登場する場面もあります。
その場面を事細かく描かれているところは、まさに目の前で起きているかのような錯覚を作り上げるかただと思います。
『誘拐遊戯』わたしが初めて、知念実希人さんという小説家を知りことになった作品であり、予測できなかった出来事とその真実に驚かされた作品でした。
ここまでするのか!というある人物の行動とその狂気に読み終えて、恐怖も覚えました。
ではほんの少しですが、本書に触れてみようと思います。
できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方やまだ読んでいないかたは、この見出しを飛ばして下さい。
あらすじをほんの少し紹介します。
『誘拐遊戯』とは?
『誘拐遊戯』あらすじ
四年前に起きた女子中学生誘拐殺人事件の犯人の名は、ゲームマスターと呼ばれていました。
警察の特殊班に所属していたAは、人質をたすけるためにゲームマスターが用意したゲームに挑まなければなりませんでした。
このゲームをクリアーすることにより人質がたすかるはずでしたが、ゲームに負けてしまい人質は、殺されてしまいます。
それを機にAは、けいさつを退職し単独でゲームマスターを追いかけます。
しかし、その一年後にゲームマスターであった犯人は自殺をしてしまいました。
そのことでAは、抜け殻のようになり日々を過ごしていくのです。
そして現在、ふたたび女子高生誘拐事件が都内ではっせいしました。
その犯人から出た言葉は、自分はゲームマスターと名乗ったのです。
更にゲームマスターと名乗る犯人からの要求が四年前に担当したAを呼べと要求してきました。
またゲームを始めようと言ってきたのです。
この犯人の目的は?ゲームマスターとなぜ名乗るのか?Aはどう対応するのか?
続きは、本書でご確認ください。
『誘拐遊戯』本書と出会って知った言葉や漢字とは?
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で18の言葉や漢字でした。
その中で今回は3つ紹介いたします。
睥睨(へいげい)・・・1.にらみつけて勢いを示すこと。2.横目でじろりとにらみつけること。
goo国語辞書より引用
立錐の余地もない(りっすいのよちもない)・・・人がたくさん集まって、わずかのすきまもない。
goo国語辞書より引用
詳密(しょうみつ)・・・くわしく細かいこと。よく行き届いて、もれがないこと。
goo国語辞書より引用
以上こちらの3言葉を紹介します。
特に睥睨という言葉は、初めて知った言葉でした。
知らないと不安になりますが、知ると安心しますよね?
今後もどんどん紹介いたしますね。
まとめ
『誘拐遊戯』書評 (エピローグ)
読み終えてしまうと、衝撃的な事実と残酷性を秘めた内容でした。
しかしながら冷静に主人公の目線で考えますと疑問におもってしまう所もあります。
例えば、犯人を追いかけなければいけない、捕まえなければいけないというのは、もっともな話であって、そればかり一点に集中してしまうと廻りの状況がつかめなくなってしまい、別の犠牲者が出てしまいます。
捜査とは冷静に行動すべきだと思いました。
また、この行動は本当に良いのか?二重三重の案を構えてなくてはいけないのか?など手段を考えて行動すれば、話の展開は変わったのではないか?とも考えていました。
個人的な意見ですが、主人公自身が冷静に判断と行動をしていれば防げた事件だったのではないかと思います。
しかしながら本書は、想定外の結末と計り知れない愛を感じた本でした。
『誘拐遊戯』本書と出会った結果、会得できた事とは?
今回の『誘拐遊戯』本書と出会った結果、会得できた事とは何なのか?
こちらになります。
・本書と出会った結果、18個の言葉や漢字と出会えることができました。
・本書と出会った結果、想定外の事実に驚きを得ることができました。
・本書と出会った結果、知念実希人さんの作品の面白さを知ることができました。
ここで知念実希人さんの他の作品も紹介いたしますのでご覧ください。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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