こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しております。
今回のテーマは、馳 星周さん 出版社 文藝春秋『少年と犬』本書に出会った結果です。
馳さんの作品を紹介するのも読んだのもこれがはじめてでした。
第163回直木賞受賞作となった素晴らしい作品となります。
最後は涙のつぶが止まりません。
犬の能力と心情にただ圧巻されましたね。
『少年と犬』本書と出会った結果は?
『少年と犬』本書をおススメなかたは?
個人的におススメなかたは、このかただと思います。
あくまで参考程度にしてください。
・これから犬を飼おうとしている家庭
・現在、犬を飼っている家庭
・最近、仕事や家庭で不満があるかた
是非ともご覧いただければと思います。
『少年と犬』読んでみた感想(プロローグ)
『少年と犬』を知ったのは、メルカリでした。
メルカリで販売されていたので直木賞で有名なことは、知っていましたが読んでみようかな~と思い、ポチっと購入しました。
けれど、購入後しばらく1ページも読んでいませんでした。
なぜなら、タイトルでその内容を判断してしまったからです。
私が描いた内容は、少年と犬がともに同時期に生まれ育ち、生涯をともにしていき最後まで一緒に幕をとじるという内容なのではと勝手に思い、読むのに手がつかなかったのです。
最近になってそろそろ読んでみるか~と思い読んだところ、1日で読み終えるほどの感動作でした。
人とおなじで見かけで判断してはいけない、本も同じで勝手な想像で判断してはいけないと思い知らされました。
もうひとつ勘違いした点があります。
それは目次のページで6章にわかれていて、それぞれ主人公と犬が変わり別々の物語なのだろうと思っていましたが、話はつながっていたことに勘違いしていました。
とても読みやすく想いあふれる作品です。
それでは本書のあらすじに触れてみようと思います。
できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばして下さい。
『少年と犬』とは?
『少年と犬』あらすじ
物語は6章で構成されています。
舞台は東日本大震災から半年がすぎた仙台でした。
男性Aは仕事の途中に軽食とタバコを買うために立ち寄ったコンビニの駐車場である犬と出会うことになります。
はじめは誰かの犬であろうと思っていましたが、駐車場には男性Aの車だけ、コンビニ内でも彼だけでした。
コンビニ店員の一言で男性Aは、犬を自分の車に連れていくことにしたのです。
男性Aは犬の面倒をみることになりますが、彼の現在の仕事は危険な仕事でした。
彼の仕事中に犬は、車の中でじっとしていますが、南の方角を見ていることが多いのです。
しだいに彼の仕事も危険度が増し、ある出来事が発生します。
その出来事とは?
男性Aはその後どうなるのでしょうか?
犬の見ている先にはなにがあるのでしょうか?
続きは本書でご確認ください。
『少年と犬』本書で出会った言葉や漢字とは?
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で5つの言葉や漢字でした。
その中で今回は2つ紹介いたします。
鄙びる(ひなびる)・・・いかにも田舎という感じがする。いなかめく。
goo国語辞書より引用
超然(ちょうぜん)・・・物事にこだわらず、平然としているさま。世俗に関与しないさま。
goo国語辞書より引用
以上で2つ紹介しました。
今回は全部で5つと少ないですが、今後も継続してかわらず紹介していこうと思います。
『少年と犬』犬の身体能力とは?
皆さんは犬の身体能力をご存じですか?
犬だけでなく猫などの動物は、いろいろな身体能力をもっています。
本書では犬になりますが、その身体能力とはどういうものなのかを調べてみました。
犬の身体能力【脚力】
犬の脚力つまり走る能力は、最高で70kmで走ることができる犬もいます。
更に走るだけでなく、ジャンプ力や泳ぐ運動などもできます。
その能力に欠かせない役割をするのがシッポです。
シッポはこの能力発揮をする為に欠かせないバランスの役目をするのです。
そして、その能力維持のために必要不可欠なのが普段の散歩になります。
この散歩により運動能力をたかめ、日々のストレス発散につながるのです。
犬の身体能力(視覚)
数字で表すと犬の視力は、人間の視力であらわすと0.2~0.3ぐらいです。
悪い点でいいますと、ばんやりしてくっきり見ることができません。
また色の識別能力が低いため、見分けられる色にかぎりがあります。
良い点では、視野が広いらしいです。
人の視野が約180度に対して犬の視野は、約250度みることが可能らしいです。
また、遠くで物や人が動いている者に対して反応したり、暗がりでものを見ることができたりします。
犬の身体能力(聴覚)
人間の聴覚が20ヘルツ~約2万ヘルツにたいして、犬の聴覚は15ヘルツ~5万ヘルツの領域を聞き分けることができるらしいです。
犬の身体能力(嗅覚)
犬の身体能力でもっとも優れているところがこの嗅覚になります。
人間の嗅覚の細胞は約500万個ですが、犬の嗅覚の細胞は約2億~数十億個もあります。
また匂いの違いをそれぞれ嗅ぎ分けることもできるので、警察犬が活躍するのもうなずけます。
犬の身体能力を少しでも知っていると本書がまた楽しく読めます。
まとめ
『少年と犬』読んでみた感想(エピローグ)
人間と違って話ができるわけでもない、ましてや考えていることもわからないけど、犬はただ人間に寄り添うだけで心をいやしてくれる存在に涙があふれました。
人間たちは犬の存在に心をいやされ体をあたためてくれる、そんな存在に心から感謝してしまう不思議なものです。
そして、大切な人たちを危険から身をていして守る姿は、神聖なものを感じます。
『少年と犬』本書に出会えて本当に感謝しています。
『少年と犬』本書と出会った結果、会得したものとは?
今回の『少年と犬』本書と出会った結果、会得できた事とは何なのか?
こちらになります。
・本書と出会った結果、5つの言葉や漢字と新たに知ることができました。
・本書と出会った結果、犬の身体能力の素晴らしさを知ることができました。
・本書と出会った結果、犬の存在自体が神聖さを感じました。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント