新川 帆立さん 出版社 宝島社『倒産続きの彼女』を今回は紹介しようと思います。
こちらは言わずと知れた剣持玲子シリーズの第2弾となります。
シリーズ化の第2弾をネタバレしないように紹介しますので、最後までご覧ください。
こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しています。
・『倒産続きの彼女』を購入するかどうかの判断材料になります。
・『倒産続きの彼女』を読んで得られる13の言葉や漢字があります。
・『倒産続きの彼女』の読みどころがわかります。
・前回の『元彼の遺言状』で登場した剣持麗子の変化が少しだけわかります。
『倒産続きの彼女』本書に出会った結果
本書はシリーズ化していることは、冒頭で記載したとおり第2弾となっています。
第3弾の『剣持玲子のワンナイト推理』は紹介したのですが、第1弾の『元彼の遺言状』や第2弾の本作についてはまだ紹介してませんでした。
第3弾はこちらになります。
それでは第2弾『倒産続きの彼女』を紹介していきます。
『倒産続きの彼女』本書に出会った感想
第1弾の『元彼の遺言状』では剣持玲子という女性が主人公でした。
しかし、第2弾の主人公は剣持玲子ではなく、同じ弁護士事務所の後輩にあたる女性が第2弾の主人公です。
主人公が変わり違った視点で剣持玲子を知るということでは第一弾を読んだあなたは、面白いと感じるでしょう。
剣持玲子シリーズを読んでいないあなたも充分に楽しめる作品となっています。
例えば、わたしも第2弾から続いて第3弾、第1弾の順番で読み始めましたが、順番どおりに読まなくても理解できる内容でした。
読み終えた結果としては、主人公自身の生活環境や十代で起きた出来事などを背負いながら頑なに強く生きていく姿や弱い自分をみせない部分に共感してしまうと同時に反感してしまう部分もありました。
そして、将来に対しての夢と不安を誰にも打ち上げることなく、耐えていく主人公に寂しさを感じ泣けてしまいました。
サスペンスあり笑いあり感動あり悲しさありの本書をおススメな人はこちらになります。
『倒産続きの彼女』本書をおススメな人は?
私が選んだおススメな人はこちらです。
・第1弾の『元彼の遺言状』を読んで、剣持玲子を知っているあなた
・仕事もプライベートも順調でないあなた
・意外なサスペンスや変わったサスペンスが好きなあなた
・剣持玲子シリーズをまだ読んでいないあなた
該当するあなたは、是非ともご覧ください。
是非とも本書をお読みになってください。
それではほんの少しですが、本書に触れてみようと思います。
ネタバレしないように表現しますが、それでも内容を知りたくないかたは、この見出しを飛ばして下さい。
『倒産続きの彼女』あらすじ
主人公の女性は、剣持玲子と同じ弁護士事務所で弁護士として勤務していました。
ある日、剣持玲子が一緒に行動している弁護士男性と連絡が取れず、急に入った案件に対処しなければならないということで男性を探していました。
主人公の女性と男性は、同じ大学であったことから剣持玲子は主人公の女性と共にその案件を対処することになったのです。
その案件を上司から聞いた主人公の女性と剣持玲子は、G会社に訪問するのでした。
G会社で担当の女性から話を聞くとあるKという女性に相談したと聞いたのです。
Kと言う女性は、上司からも聞いていた人物を同じでした。
そしてここからある出来事の幕開けとなるのです。
以上になります、続きは本書でご確認ください。
『倒産続きの彼女』本書を読んで出会った漢字や言葉
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で13の言葉や漢字でした。
そのうちの3つを紹介します。
吊り橋効果(つりばしこうか)・・・「吊り橋効果」とは、別名「吊り橋理論」とも呼ばれ、吊り橋の上のような不安や恐怖を感じる場所で出会った人同士が一緒に時間を過ごしたことにより、恋愛感情を抱きやすくなるという心理効果を言います。
WEBBOXより引用
唯々諾々(いいだくだく)・・・事のよしあしにかかわらず、何事でもはいはいと従うさま。人の言いなりになり、おもねるさま。
goo国語辞書より引用
豪放磊落(ごうほうらいらく)・・・気持ちが大きく快活で、小さなことにこだわらないこと。
goo国語辞書より引用
以上、3言葉を紹介しました。
吊り橋効果と言われる心理学用語があるなんて思いもよらなかったです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、紹介することで私たちの為にもなりますので、今後も変わらず伝えていこうと思います。
まとめ
剣持玲子シリーズの第2弾はシリーズの中で一押しだとわたし個人的にそう思います。
読みどころについてですが、Kと言う女性が転職するたびにそこの会社は倒産してしまうという不思議な出来事、この謎を解き明かしていく主人公たちの行動でしょう。
犯人は残念ながら途中でわかってしまいましたが、それでも自信をもっておススメできる一冊だと自負しています。
今後も主人公の入れ替え版が続いてほしいと願うばかりです。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします
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