今回紹介しますのは、伊坂幸太郎さん 出版社 新潮文庫『ラッシュ・ライフ』です。
こちらは2005年に発行された作品になります。
15年以上前の作品ですが、それでも面白くどこかミステリアスな感じの作品、最後までご覧ください。
こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログ運営しています。
・『ラッシュライフ』を本屋で購入するかどうかの判断材料になります。
・『ラッシュライフ』を読むといろいろな漢字と言葉に出会えたので、その一部を知ることができます。
・『ラッシュライフ』本書についての読みどころや面白さを一部知ることが出来ます。
『ラッシュ・ライフ』本書を読んだ結果
『ラッシュ・ライフ』この物語に登場してくる人物は、かなりいます。
それぞれの物語がバラバラの点でありながらも最後は、一つの線になっていくような物語になっています。
『ラッシュ・ライフ』本書に出会った感想
冒頭からはじまる物語は、新幹線の中で男女二人だけの車内からはじまります。
この時点で『マリアビートル』を思い浮かべてしまいます。
『マリアビートル』は、こちらで紹介していますのであわせてご覧ください。
冒頭の物語を含めて５つの物語がそれぞれ交錯していきます。
それぞれ大まかに登場人物や内容をある程度書いて読んだほうが、展開もわかりやすいと思います。
登場してくる人物の意外なつながりが驚きと面白さを誘い、より一層のめり込んでしまう面白さがあります。
この魅力ある『ラッシュ・ライフ』を一読してみては如何でしょうか？
わたしがおススメしたい人はこちらです。
『ラッシュ・ライフ』おススメな人
こちらになります。
・小説を読んでいて先が見えない、結果が予測できない小説をお探しのあなた
・謎が解けた時に解消されるのでなく、感動してしまう小説をお探しのあなた
・思いもよらない策略が小説の中に隠されている小説をお探しのあなた
是非とも本書をお求めください。
『ラッシュ・ライフ』あらすじ
『ラッシュ・ライフ』は5つの物語が展開されていきます。
新幹線のグリーン車に乗った二十代の女性と六十代の中年男性、二人の関係性はどんな関係なのか？
仙台で泥棒をおこなう男性、彼に巻き起こるさまざまな出来事が起きたり、意外なところで意外な人物と出会ったりします。
それがどう関連していくのかが読みどころでもあります。
また、お互いに不倫関係である男女が密かに計画していることがあります。
その計画とは？
ある男は宗教団体に入信、その理由はある人物に惹かれたのですが、ある日とんでもない計画を耳にするのです。
そのとんでもない計画とは？
会社をリストラになってしまった男性は、つぎの就職先を探しますがどこの面接を受けても採用されずに途方に暮れて、公園に立ち寄ったときにある出会いがありました。
それがきっかけでさまざまな出来事に遭遇します。
果たしてこの5つの物語はどこでどう交錯するのでしょうか？
あらすじはここまでになります、この先は本書でご確認ください。
『ラッシュ・ライフ』本書で出会った漢字や言葉とは？
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で24の言葉や漢字でした。
そのうちの3つを紹介します。
物怪の幸い（もっけのさいわい）・・・思いがけない幸運。
goo国語辞書より引用
諧謔（かいぎゃく）・・・こっけいみのある気のきいた言葉。しゃれや冗談。ユーモア。
goo国語辞書より引用
切歯扼腕（せっしやくわん）・・・はなはだしく怒り、非常にくやしく思うことの形容。
goo国語辞書より引用
以上、3言葉を紹介しました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、紹介することで私たちの為にもなりますので、今後も変わらず伝えていこうと思います。
まとめ
『ラッシュ・ライフ』は、伊坂幸太郎さんの初期の作品ですが、出版されて15年以上経過しても色あせない面白さを持っていると個人的に思います。
面白さと言うと、登場人物同士が会話している内容がとびぬけて面白かったりします。
また会話の中でまともな話をする割には泥棒であったり、殺しの話をしている人物がまじめな医者であったりと普通では想像つかない部分も面白いところです。
今後も伊坂ワールドを紹介する機会を増やしていこうと思います。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします
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