新川 帆立さん 出版社 宝島社『元彼の遺言状』というタイトルで始まった第1作目、その後2作目となる『倒産続きの彼女』そして、今回紹介するのが剣持玲子のシリーズ化の第3作目『剣持玲子のワンナイト推理』です。
こんにちは、”ゆみるも”です
夫婦二人でブログを運営しています。
・『剣持玲子のワンナイト推理』を購入するかどうかの判断材料になります。
・『剣持玲子のワンナイト推理』を読んで得られる12の言葉や漢字があります。
・『剣持玲子のワンナイト推理』どういう物語なのかほんの少しわかります。
『剣持玲子のワンナイト推理』読んでみた感想
本作を購入して読み始めたときにふと思ったことがあります。
そういえば、2作目の『倒産続きの彼女』読んでいなかったことに気づきましたが、とりあえず先に本作を読むことにしました。
結果として2作目を読んでなくても本作は、理解できる内容です。
主人公はタイトルどおりの剣持玲子という女性弁護士です。
第1作目の『元彼の遺言状』の主人公が本作でも活躍します。
読み終えてみるとハッキリ言いますとモヤモヤ感が残ってしまい、スッキリしないです。
何故かは言えませんが、それが次回作のカギだと個人的に感じた作品でした。
では少しだけ本作に触れてみようと思います。
できる限りネタバレならないようにしますが、それでも内容を知りたくないかたは、この見出しを飛ばして下さい。
続いてあらすじになります。
『剣持玲子のワンナイト推理』あらすじ
今回は全部で5話のはなしに分かれていて、それぞれある出来事が起こります。
亡くなった同僚の弁護士の仕事を引き継ぐことになった剣持玲子、その引き継いだことによりドンドン仕事が舞い込んできます。
そしてついには、夜中まで亡くなった同僚を頼りに玲子のもとに電話がきたのです。
電話の相手は警察からでした。
ある事件の重要参考人として署に同行をお願いしたのですが、弁護士がこないと一切を語らないということでした。
この重要参考人と亡くなった同僚の関係はいかに?
そして、剣持玲子とこの重要参考人との出会いが更なる出来事の幕開けとなるのです。
この続きは本書でご確認ください。
本書で出会った言葉や漢字を紹介
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉や漢字は、全部で12でした。
そのうちの3つを紹介します。
立て板に水(たていたにみず)・・・よどみなく、すらすらと話すことのたとえ
goo国語辞書より引用
横板に雨垂れ(よこいたにあまだれ)・・・詰まりながらしゃべることのたとえ。
goo国語辞書より引用
三隣亡(さんりんぼう)・・・暦注の一。この日に建築をすれば火事を起こし、近隣3軒を焼き滅ぼすといって忌(い)む。
goo国語辞書より引用
以上こちらの3言葉を紹介します。
『立て板に水』と『横板に雨垂れ』は対義語になっています。
知らないと不安になりますが、知ると安心しますよね?
今後もどんどん紹介いたしますね。
まとめ
2022年4月から『元彼の遺言状』がTVドラマで放映されていました、ご覧になっているかたもいると思います。
今後はシリーズ化で2作目、3作目のTVドラマを放映されたら更に面白味もわきますね。
わたし自身はTVドラマよりも小説のほうが好きです。
なぜなら中身が縮小すぎると感じます。
日本のTVドラマはほぼ10話ぐらいでまとめて完結という中身ですが、例えばとなりの韓国や中国のTVドラマなどは20話ぐらい平気で超えます。
やはりそれぐらい長くならない作者の想いが伝わりきれないのでは?と勝手に想像してしまいます。
剣持玲子の1作目からの行動や気持ちの変化が本作にはよく表れていたと思います。
はじめて本作から読んで1作目を読むとそのギャップが面白いかもしれません。
今後は1作目の『元彼の遺言状』を紹介しようかな~と考えます。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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