伊坂 幸太郎『AX』本書と出会った結果をお伝えします

5.0
小説

こんにちは、ゆみるもです。

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今回のテーマは『AX』  著者 伊坂 幸太郎さん 出版社 角川文庫 本書と出会った結果をお伝えします。

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ゆみ
ゆみ

伊坂幸太郎さんの作品を読むのは、お互いにこれが初めてだったね。

るも
るも

そうだね、読みだしたら止まらない面白さだったね。

本書を一文で表現するとこんな感じの本です。

最強の殺し屋が史上もっとも恐れるのは妻、その対処方法を描いたトリセツ本

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『AX』と出会った結果

そもそも『AX』の本を取り始めた時点は、小説をこれから読み始めようとしたばかりでした。

つまり伊坂幸太郎さんという作者も知らない状態だったのです。

こちらの『AX』は、伊坂幸太郎さんという作者を知るわたし達のはじめの一歩でした。

『AX』読んでみた感想

先ほどお伝えしましたが、伊坂幸太郎さんの作品を最初に読んだのが本書の『AX』でした。

本屋さんで何気なく表紙を見たときに『あ、面白そう』と感じ、そのままレジで精算していました。

読みだすと止まらなくなり、次はどうなるのか?と気がかりで休む間も無くのめりこんでしまう面白さがあります。

また登場人物の陰険さに怒りが止まらなくなったりします。

それだけでなく悲しい出来事が起きたり、胸の中のモヤモヤがすっきりする出来事があったりと、それぞれの章で喜怒哀楽の感情が入り乱れて読者を楽しませてくれる、そんな感じの本書となっています。

こちらの『AX』をおススメしたい人は、こちらです。

おススメしたい人

おススメな人はこんなかたです。

伊坂 幸太郎さんを全く知らず、ちょっと読んでみようかなと思った

伊坂 幸太郎さん 殺し屋シリーズ第2弾まで読んだ方

最近、夫婦喧嘩が絶えない夫婦の方

妻の取り扱いを知りたい方

るも
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『AX』あらすじ

主人公は普通の中年サラリーマン、文房具メーカーの営業で働いています。

妻と息子の3人家族で暮らしています。

家に帰ると、まずやるべき事、それは妻の機嫌が良いか、悪いかの判断です。

そこで言動を注意しながら、妻の行動を見張るのです。

決して仲が悪いというわけでは、ありません。

単に恐妻家なのです。

大学ノートに妻の扱い方マニュアルを作るほど、そして、胃を痛めるほど妻と息子を愛しています。

これが彼の日常ですが、妻と息子が知らない顔があります。

彼には隠し事がありました。

その事によりいくつもの危険な出来事が彼や家族の周辺で起こります。

彼の隠し事とは?そして、危険な出来事とは?

詳しい内容は本書でご確認ください。

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本書で出会った漢字やことば

本書を読んで知らない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートにまとめています。

その中で3つ紹介いたします。

ちなみに今回は、37の言葉や漢字を知りませんでした

贔屓(ひいき)・・・気に入った人を特に引き立てること。後援すること。引き立てる人

                                                   goo 国語辞書より引用

鋏 (はさみ)・・・物を2枚の刃で挟んで切る道具。切符などに穴をあけたり、切り込みをいれたりする道具。              

                                                   goo国語辞書より引用

軋轢 (あつれき)・・・仲が悪くなること。

                                                   goo国語辞書より引用

今回はこの3つを紹介いたしました。

3つの言葉は、ご存じの方もいらっしゃると思います。

この言葉に出会って良かった事を一つ言いますと、テレビで放映されている『〇大王 クイズ番組』を家族で視聴している時でした。

こちらの番組は、名前の通りクイズ番組です。

たまたま見ていた時に出題された問題が、贔屓の問題と鋏の問題が出題されました。

そして、その答えを出演者よりも早く回答できた人物が家族内にいました。

本書と出会えたことでこういう形で役に立つ事もあるのだなと感謝してます。

るも
るも

ちなみに私が答える事がができました!

ゆみ
ゆみ

すごい、すごい。

まとめ

冒頭にも書きましたが、伊坂幸太郎さんの作品を初めて読んだのが本書でした。

そして、読んでいくことにつれて気づいた点がありました。

あれ?これってシリーズ化なのかな?と調べたらシリーズ化の第三弾でした。

え、第三弾なの・・・まあ、それでも面白いし、本書から読んでも全然もんだいありません

殺し屋だから毎回、毎回殺し合うのだろうと思いきや、人間性あふれるシーンやどこの家庭でもあるような夫婦喧嘩の脇で無関心の素振りを見せる息子のシーンなど、温かみさえ感じました

また悲劇から喜劇に変わるどんでん返しのシーンは、これが伊坂幸太郎さんが描く小説なのだと、ますます彼の小説を読んでいきたいと感じました。

今後も変わらずにいろいろな本などを紹介していこうと思います。

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ゆみ
ゆみ

お忙しところ、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

るも
るも

今後ともゆみるも”をよろしくお願いいたします。

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