こんにちは、ゆみるもです。
夫婦二人三脚でブログを運営しています。
今回のテーマは 『グラスホッパー』 著者 伊坂 幸太郎さん 出版社 角川文庫 を読んだ結果です。
本書は、『殺し屋』のシリーズ化されています、第一弾です。
ちなみにこのシリーズは、第三弾まで発売されています。
書評
殺し屋シリーズの第一弾が本書である『グラスホッパー』、題名の通り殺しの依頼を受けたら、バッタのように飛び跳ねてターゲットを狙う、そんなストーリーを思い浮かべながら、読んだ挙句、予想もつかない展開でした。
例えば、本書に登場する殺し屋たちは、一般人が目の前にいても容赦なく殺人を犯します。
しかし、その行為を見せない手際の良さ、またこの場面が目の前で起きているのではないかという錯覚を起こすほど、伊坂幸太郎さんの描き方に圧倒されました。
では、どんな内容なのかを少しだけ紹介いたします。
まだ読んでない方もいらっしゃると思うので、できるだけネタバレしない程度の表現でお伝えしますが、それでも知りたくない方は、この見出しを飛ばしてください。
バッタのお話
要約
まずは一般人である主人公が、ある会社の契約社員として働いていました。
ここの会社は、裏では非合法の商売を行っています。
そんな会社になぜ主人公は、契約社員として働くことになったのか?
それはこの会社と主人公の過去に悲劇のつながりがありました。
その過去をほかの社員に怪しまれ、主人公の過去を暴こうとしますが、主人公の目の前で衝撃的な出来事が起こることにより、物語がはじまります。
本書で出会った言葉
本書で出会った言葉、つまり知らない漢字や意味の分からない言葉。
これらをノートに書き留め、意味を調べてファイルしています。
今回出会った言葉は、18言葉でした。
意外に今回は少なかったです。
それを一部、紹介いたします、皆さんも知っていると思われますが、参考までに。
老獪(ろうかい)・・・いろいろな経験を積んでいて悪賢いこと。
goo国語辞書より引用
曖昧模糊(あいまいもこ)・・・はっきりせず、ぼんやりしているさま。あやふやなさま。
goo国語辞書より引用
僥倖(ぎょうこう)・・・思いがけない幸い。偶然に得る幸運。幸運を願い待つこと。
goo国語辞書より引用
以上こちらの3言葉です。
毎回おもいますが、知らない言葉や漢字って本当に多いです。
本を読むとつくづく知らなすぎる事にショックを受けますが、本書に出会えなかったら知ることもできなかった、と考えると前向きになります。
今後もブログを通して出会った言葉を紹介していくつもりです。
まとめ
書評
ご存じの方も多いかと思いますが、本書は映画化されました。
本書を読んでしばらく経過してからDVDをレンタルし、視聴しました。
やはり映像では伝えきれない部分があり、本書のほうが断然に面白いと思いました。
夫(るも)も同意見だそうです。
伊坂幸太郎さんの作品を読んで、まだまだ2作品しか読んでいない身で偉そうなことは言えません。
しかしながら、伊坂幸太郎さんの世界観は、読者に感動と面白さ、驚愕、そして読者を飽きさせないものを提供してくれるとわたし自身がそう感じました。
是非とも多くのかたが本書と出逢えることを願ってます。
本書を一言で表すと
それぞれの点が線になり対峙する物語
こんな人におすすめ
- 伊坂幸太郎さんの作品をまだ読んでいない方
- 伊坂幸太郎さんの作品を好きな方
- 殺し屋シリーズをまだ読んでいない方
- 結末が予想できない本をお探しの方
- 刺激的な本をお探しの方
長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。
今後とも”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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