こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しております。
今回のテーマは、長岡 弘樹さん 出版社 小学館文庫『教場』本書に出会った結果です。
こちらは、TVのスペシャルドラマ化されましたね。
そうだね、そのあとに本書を読んだね。
『教場』に出会った結果
本書をおススメなかたは?
・ドラマを見て、小説も読んでみたいというかた
・警察関係の小説をお探しのかた
・将来、警察関連の職業に就きたいとお考えのかた
書評
冒頭でもお話しましたが、本作は、ドラマ化されています。
なのでドラマを見ていた人も『教場』のことを知っているかたもいらっしゃると思いますが、この教場とは、なんのことを指すのだろう?と疑問に思いませんでしたか?
教場を調べてみました。
教場・・・教室。
goo国語辞書より引用
教場=教室 でしたね、タイトルからいろいろな意味がこめられているのでしょうか?
全体的に言ってしまうと、この1冊では終わらない話だと思います。
だから、このあとに続く『教場2』や『教場0』『風間教場』『教場 X』などがあるのでしょう。
本作『教場』は、各章にわかれていて、それぞれのストーリーがあります。
そこでの出来事や争いごと、抱える悩みなどを解決していくシーンなどが面白いところだと思いました。
では、ほんの少しですが本書に触れてみようと思います。
できる限り、ネタバレしないような表現を使いながら、要約いたしますが、それでも、本書の内容をしりたくない方は、この見出しを飛ばしてください。
『教場』とは?
要約
いろいろな経歴をもった生徒たちが警察になるために来たのが警察学校でした。
優秀な警察官を育てる機関ではなく、適正をみて、それに適さないものは、ふるいおとします。
そんな警察学校で教える教官は、モラハラ、パワハラなどは、当たり前のように行われる警察学校で注意することも止めることもなく、冷静に無表情、なにを考えているかわからない教官でした。
生徒は、生徒で警察学校を無事に卒業する為に時には、友人を裏切り、時には、争いを行い、そうしたことで卒業を目指します。
その中である教官は、その鋭い観察力と洞察力で生徒を見抜き、様々なトラブルや事件を防ぎながら、不適合者をふるい落とすために厳しい指導を行います。
続きは、本書で。
本書で出会った言葉
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で12言葉でした。
その中の2言葉だけ紹介いたします。
漸次(ぜんじ)・・・しだいに。だんだん。
goo国語辞書より引用
既得権益(きとくけんえき)・・・国や地域、組織などが法的根拠に基づき、以前から獲得している権利と利益。
goo国語辞書より引用
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、紹介します。
本書では、このような言葉に出会うこともできます。
まとめ
書評
長編小説ではなく、6章に分かれた短編小説なので、良し悪しはわかれると思いますが、個人的に読みやすいと思いました。
ただ一つ言うと、登場人物がそれぞれ変わるため、人物像を想像するのに手間がかかるかなと思いました。
あとは、教官についての謎を残したまま終わるのも期待感がわきます。
そして、なぜ入校してきたばかりの生徒たちをふるい落としてまで、適合者を求めるのか?その理由も解き明かされていないので、次の『教場2』を読んでみたい、そう思います。
ドラマでは、味あえない魅力と面白さが小説には、ありました。
『教場』に出会った結果、会得したものとは?
・本書で初めて12言葉も出会うことで、会得できました。
・本書で警察学校とは、どういう所かを垣間見ることにより、少し会得しました。
以上となりますが、お忙しい中お付き合いいただきありがとうございました。
今後も“ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント