こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログ運営をしています。
今回のテーマは、湊 かなえさんの作品 『リバース』出版社 講談社 本書に出会った結果です。
湊 かなえさんの作品を読んだのは、これが初めての作品でした。
僕もこれが初めての作品でした。
『リバース』に出会った結果
本書をおススメなかたは?
・湊かなえさんの作品が好きなかた
・ミステリー小説が好きなかた
・ドラマは見たけど、小説はまだな読んでないかた
・小説の結末が予測できない小説をお探し中のかた
書評
ご存じのかたも多数いると思いますが、湊かなえさんは、イヤミス女王と呼ばれているらしいです。
イヤミス女王って?イヤミスとは、ミステリー小説の一種で、読んだ後『嫌な気分』になる小説のことを指すらしいです。
モヤモヤしたり、気分が晴れないといった印象なのでしょうか?
私が受けた印象は、『リバース』を読み終わったあと、嫌な気分というより、この先があるのではないか?という期待感を受けました。
例えば、新たな事実がわかった上である行動に出てしまい、自分の本当の姿を見られてしまう、そして、罪を犯してしまうのでは?と勝手に想像をふくらませてしまう自分がいます。
本書は、ドラマ化もされていました。
もちろん、私も視聴済みです。
しかしながら、小説にはTVでは味わうことができない面白さや感動があります。
では、ほんの少しですが本書に触れてみようと思います。
要約については、できる限りの表現を控えるようにしますが、それでも本書を読んでいない方や内容を知りたくない方は、こちらの見出しを飛ばして下さい。
『リバース』とは?
要約
主人公は、営業マンとして平凡な日々を過ごしていました。
彼は、昔から目立たず、人並みに過ごすことが幸せと感じていました。
そんな平凡な彼ですが、唯一の趣味にしているのが、コーヒーをこよなく愛する人間でした。
その趣味であるコーヒーが縁となり、彼女ができました。
ある日、彼女のもとに一通の手紙が届き、それを彼に見せた瞬間、忘れられない過去の記憶と共に後悔がよみがえったのです。
そこから悲劇の過去とそれを引きずる現在、そして、衝撃の事実が始まります。
以上でほんの少しですが、要約とさせて頂きます。
この先は、本書をお求めください。
本書で出会った言葉や漢字
本書出会った言葉や漢字をこの場をお借りして紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で13言葉でした。
その中の2言葉だけ紹介いたします。
頓狂(とんきょう)・・・だしねけに、その場にそぐわない調子はずれの言動をすること。またそのさま。
goo国語辞書より引用
浅慮(せんりょ)・・・考えや知識が浅くいきとどいていないこと、あさはか。
goo国語辞書より引用
以上、こちらの2言葉を紹介いたします。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、まだまだ紹介したい言葉もありますが、あとは、本書で出会っていただければと思います。
まとめ
書評
主人公が犯した過去、それを背負いながら平凡な日々を過ごしてきたという心情には、少しいら立ちを感じましたが、それも仕方がないことと自分に言い聞かせ、納得させました。
そして、終盤のある事実の発覚こそが一番の衝撃と驚きを感じ、寒気とともに鳥肌がたちました。
ニアミスさは、感じませんでした。
次回作でニアミス作品を選んで、この場を借りて紹介できればと思います。
本書を一言で表すと
触られたくない傷(記憶)を更に悪化させてしまった傷(記憶)
『リバース』に出会った結果、会得したものとは?
・13言葉もの知らない漢字や言葉を会得することができました。
・湊かなえさんの『リバース』という小説を知ることができました。
以上になります。
長い時間、お忙しい中お付き合いいただきありがとうございました。
今後とも“ゆみるも“をよろしくお願いいたします。
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