凪良ゆうさん『汝、星のごとく』本書を読んだ結果をお伝えします

4.0
小説

今回は、講談社より2022年8月2日第1刷発行された凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』を紹介いたします。

2023年1月20日に日本全国の書店員さんが選ぶ本屋大賞、ノミネート10作品が決定しました。

その中の一つが『汝、星のごとく』です。

ネタバレしないように紹介していきますので、最後までご覧ください。

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るも
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こんにちは、”ゆみるも”です。

ゆみ
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夫婦二人でブログ運営しています。

この記事を読んで得られることは?

『汝、星のごとく』本作をネタバレせずにどんな作品かを知ることが出来ます。

『汝、星のごとく』本書の読みどころを知ることが出来ます。

・『汝、星のごとく』本書を購入するかどうかの判断材料になります。

『汝、星のごとく』で出会う言葉や未知な漢字を一部知ることができます。

るも
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この時点で読みたくなったかたは、こちらからどうぞ!

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『汝、星のごとく』こちらからどうぞ。

本書で出会った結果をお伝えします

冒頭にあった本屋大賞ってどういう大賞なの?

本屋大賞(ほんやたいしょう)・・・2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。

一般に、日本国内の文学賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いが、本屋大賞は、「新刊を扱う書店(オンライン書店含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される。

                             フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用

ということであります。

凪良ゆうさんは、2020年の本屋大賞に選ばれています

こちらも合わせてご覧ください。

凪良ゆう 『流浪の月』本書と出会った結果
今回ご紹介するのは、凪良ゆうさん 出版社 東京創元社『流浪の月』になります。 私たちがこの本と出会ったのは2021年6月、それから約1年後には実写映画として2022年5月13日に映画館にて放映されました。 本サイトは、アフィリエイト広告を利...

更に2021年本屋大賞にもノミネートされたのが、『滅びのシャングリラ』です。

こちらは記事にはしていませんが、もちろん読み終わりとても面白い作品でした。

そして本作の『汝、星のごとく』はどんな作品なのでしょうか?

ますは読んでみた感想です。

『汝、星のごとく』読んでみた感想

読んでみた感想ですが、初めにプロローグから驚かされます。

いきなりどういう事なの?なんなの、この人たちは?

恐らく私だけでなく、読んでみたあなたも思ったはずです。

詳しくは言えませんが、人間関係にまず驚かされます。

それがその関係性を理解するのは、終盤ちかくになりますが、それを知っても理解できない方もいると思います。

そして、生まれ育った環境や土地、家族の状況などを含めて、主人公の女性と男性はある事を成し遂げます

その成し遂げたこともすごいのですが、そこにたどり着くまでの険しい道のりが彼らにはひどすぎて、胸を打たれる気持ちでした。

更に追い打ちをかけての出来事が彼らの運命まで引き裂かれてしまう部分が残酷というか、悔しさでいっぱいになりました。

驚きあり、喜びあり、楽しさあり、愛があり、期待あり、怒りあり、失望あり、応援あり、悲しさあり、未来ありが詰まった作品でした。

こんなにも情が詰まった作品をおススメな人は、どんなかたでしょうか?

『汝、星のごとく』おススメな人

おススメな人はこちらです。

遠距離恋愛を現在進行形なかた。

自分の事を後回しにして、他の人を優先して世話をする性格なかた。

目標や夢がなく、途方にくれているかた。

凪良ゆうさんの作品をまだ読んでいないかた。

ゆみ
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当てはまるかたは、こちらからどうぞ。

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ご覧になってください。

では本書のあらすじを少し紹介します

ネタバレにならないように表現しますがそれでも知りたくない方は、この見出しを飛ばして下さい。

『汝、星のごとく』あらすじ

瀬戸内海の島で母親と暮らす主人公の女性Aは、悩ましい事情がある家庭でした。

女性Aは高校生、クラスのもう一人の主人公である男性Bとあることがきっかけで話すことが多くなりました。

男性Bの家庭事情もふくざつな家庭でした。

男性Bは高校を卒業したら、自分の夢のために東京にいくことを以前から決めていました

女性Aも高校卒業後は大学に進学をすることを決め、男性Bといっしょに東京にいくことをある人に相談していたのです

ところが女性Aにある出来事が起きたのでした。

その出来事により女性Aは、東京にいくことを断念するのです。

彼らに襲い掛かった出来事とは?

彼らの今後の行方は、幸か不幸か

るも
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あらすじは、ここまでにします。

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この先のお話を知りたいかたは、こちらからどうぞ。

『汝、星のごとく』本書の中でであった言葉や漢字

本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。

出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。

ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。

本書で出会った言葉は、全部で5つの言葉や漢字でした。

そのうちの3つを紹介します

鷹揚(おうよう)・・・鷹 (たか) が悠然と空を飛ぶように》小さなことにこだわらずゆったりとしているさま。おっとりとして上品なさま

                                             goo国語辞書より引用

諦観(ていかん)・・・1.本質をはっきりと見きわめること。たいかん。諦視。2.あきらめ、悟って超然とすること。

                                             goo国語辞書より引用

大禍時(おうまがとき)・・・大きな災いの起こりがちな時刻の意から》夕方の薄暗いとき。たそがれどき。逢 (お) う魔が時。

                                             goo国語辞書より引用

以上、3言葉を紹介しました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、紹介することで私たちの為にもなりますので、今後も変わらず伝えていこうと思います。

まとめ

最後になりますが、『汝、星のごとく』の読みどころを個人的に二つ言います。

まず一つは、彼らの家庭環境が未来を左右してしまうのが読みどころの一つだと思います。

この状況がすこしでも変わっていたなら、彼らの運命も変わっていたのではないか?と個人的に情が入る部分でした。

二つ目は、愛についていろいろあるということです。

愛情に対して人にどう表現するのかは個人の自由だと思いますが、それを受け入れたり、阻止したり、批難したりするのも自由なのか、考えてしまう部分があります。

答えは出ないけれども表現や形は、無限に広がる可能性があるんだなと本書を通じて思いました。

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本書を読んでみたい方は、こちら。

るも
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以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。

ゆみ
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今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。

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