こんにちは、ゆみるもです。
夫婦二人三脚でブログを運営しています。
今回のテーマは『君の膵臓をたべたい』著者 住野 よるさん 出版社 双葉社 を読んだ結果です。
本書は、住野よるさんの作品を初めて読んだ一番目です。
僕は、二番目です
『君の膵臓をたべたい』読んだ結果
住野よるさんの作品を読むのは、これが初めてでした。
初めての上に本書がまさかデビュー作とは、知らずにこのブログを作成している時に知りました。
タイトルと本屋の宣伝広告を見ながら、ストーリーを思い浮かべながら、このような物語かなといろいろ想像してました。
読んだ結果、初め描いた物語は不正解でしたが、前半で『もしや、こうなるのでは?』と路線を変えて、さらに想像しました。
その結果、半分は正解でしたが、半分は想像以上に涙が止まらないものでした。
夫(るも)の話、小説を読んで涙するのは、これがはじめてだと言ってましたから相当です。
実写版の映画化され、そちらはまだ拝見していませんが、本書でも十分に感動と切なさ、悔しさを感じてしまう作品となっています。
では、少しですが本書に触れてみようと思います。
できる限り登場人物名やくわしい内容を避けて、表現いたしますが、それでも内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばしてください。
一冊の文庫本がきっかけであった
要約
主人公の高校生は、ある用事があるためにそこにいました。
そこのロビーに置かれた一冊の文庫本を見つけました。
何故、こんなところに本が置いてあるのか?疑問に持ちながらも手に取ってしまいました。
本に興味がない人であれば、そんな事は気にせずに行くでしょうが、主人公の本が大好きなところがそうさせてしまったのでしょう。
手に取って思わず中身を確認すると、そこにはとんでもないことが書かれていました。
見てはいけないものを見てしまったと感じた瞬間に後ろから声を掛けられ、振り向くと一人の同世代の少女が立っていました。
本の中身を誰にも話さない約束をし、それぞれが新たな体験や経験を積んでいく、そして待ち受けるその日までのストーリーが始まります。
本書で出会った言葉
本書で出会った言葉と称して、知らない言葉や漢字、意味が分からないなどを調べて、それをノートに書き留めてこの場でご紹介しています。
今回出会った言葉は、全部で14言葉でした。
それでは、ほんの一部ですがご紹介いたします。
辟易(へきえき)・・・ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。相手の勢いに圧倒されてしりごみすること。
goo国語辞書より引用
怯懦(きょうだ)・・・臆病で気が弱いこと。いくじのないこと。
goo国語辞書より引用
韜晦(とうかい)・・・自分の本心や才能、地位などを包み隠すこと。身を隠すこと。
goo国語辞書より引用
以上、三言葉をご紹介いたしました。
怯懦や韜晦なんて言葉は、はじめて知りました。
普段の会話でさえ使わないと思いますが、ご参考にしていただければ幸いです。
韜晦という言葉は、あるクイズ番組にも出題されたことがありました。
へぇ~そうだったんだ~
まとめ
書評
本屋さんの店頭に本書が並んでいた場所にこう書かれていました。
『読了後、このタイトルに涙する』まさにこれ、やられました。
主人公の態度に少しイラつきを感じる反面、性格が真逆の少女の存在に癒しすら感じました。
そして、少女に少しずつ身体を蝕んでいる病気の存在とそれを知ってしまった主人公の行動と少しずつ芽生える心境の変化にも心が打たれました。
思っていた以上に感動とそして、悲しくて痛ましい作品だと感じました。
是非とも皆さんも手に取っていただきたいと思います。
本書を一言で表すと
人は良い方向にも悪い方向にも人によって影響を受ける
こんな人におすすめ
- 本を読んで泣ける本に出会えたことがない方
- タイトルを見て、内容はこうだろうと決めつけた方
- 住野よるさんの作品を読んだことがない方
長い時間、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
今後とも”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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