こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しております。
今回のテーマは、道尾 秀介さん 出版社 講談社『カラスの親指』本書と出会った結果です。
道尾さんの作品を紹介するのは、2作目になります。
1作目を紹介したのは、『向日葵の咲かない夏』でした。
想像もつかない展開とミステリーな作品でしたが、今回紹介する『カラスの親指』も想像を絶する展開やミステリアスな作品ですので、読んでいただければと思います。
映画化もされていますね。
二作目もありましたね。
『カラスの親指』本書と出会った結果とは?
『カラスの親指』本書をおススメなかた
・ミステリーやどんでん返しが好きなかた
・読んだ後は、スッキリしたいかた
・道尾秀介さんの作品が好きなかた
是非ともご覧ください。
『カラスの親指』書評 プロローグ
冒頭でお話しました道尾秀介さんの作品、『向日葵の咲かない夏』を以前に紹介しましたが、その話のなかでも作中にでてきた叙述トリック、これとはまた違う風な作品が今回でした。
『向日葵の咲かない夏』もこの場をお借りして紹介いたします。
あわせて叙述トリックとは?説明も入れときます。
叙述トリック・・・推理小説の手法の一。文章の記述上の仕掛けによって、読者をわざと誤認に導くもの。一般に、記述から想像される人物像や犯人像に関する読者の先入観を欺くものが多い。
goo国語辞書より引用
読み始めていきますと、展開として普通に経過をしていきますが、その普通に経過している時点で既に術中にはまっているのです。
その術中にはまっていることすら気づかない内に最終的には、それを知らされるのです。
そんな事になっていたとは!どこから?どこまで?いつから?と思います。
こういう部分の面白さとミステリーな部分を兼ね備えた作品となっています。
ではほんの少しですが本書に触れてみようと思います。
できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばして下さい。
いつの間にか、ああなっていたなんて気づけなかったな~
『カラスの親指』とは?
『カラスの親指』あらすじ
ある悪行で生計をたてていた中年の男性Aは、数か月前に彼のところに転がり込んできた同じく中年の男性Bと共にその悪行を行っていました。
その悪行を終えて、ある中華料理屋で食事を摂っているときに中年の男性Bから聞いた話でした。
探偵が中年の男性Aのことについて嗅ぎまわっている事を聞かされました。
その場では、身に覚えがない振りをしていましたが、一つだけ思い当たることがありました。
食事を終えて店を出て、アパートに向かうとけたたましいサイレンの音、アパートの中年の男性Aの部屋から黒い煙が出ていました。
中年の男性Bは、急いでAの部屋に行き仕事道具を持ち出して、Aとともにその場を離れました。
中年の男性Aは、あいつが出てきた、この火事はあいつの仕業だと思うのです。
その後、別の住まいを探してそこに住み着き始めたときでした。
それは、悪行をしている最中に一人の女性と出会うのでした。
その女性と知り合う事でまた別のカップルと出会い、そこからあるつながりが見えてくるのです。
だいたいのあらすじは、以上になります。
この先は、本書でご確認ください。
『カラスの親指』本書と出会った言葉や漢字とは?
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で25の言葉や漢字でした。
その中の3言葉だけご紹介いたします。
窮乏(きゅうぼう)・・・金銭や物品が著しく不足して苦しむこと。
goo国語辞書より引用
衆人環視(しゅうじんかんし)・・・多くの人が周りを取り囲んで見ていること。
goo国語辞書より引用
悪辣(あくらつ)・・・情け容赦もなく、たちが悪いこと。あくどいこと。また、そのさま。
goo国語辞書より引用
以上、3言葉を紹介しました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、紹介することで私たちの為にもなりますので、今後も変わらず伝えていこうと思います。
まとめ
『カラスの親指』書評 エピローグ
読み終えてなんだか、スッキリした感じにはなるかな~と思う人もいるのでは?と思います。
はじめはドロドロ感がしましたが、それが結果的には『そういう事ね~』と安心感に代わって終わりよしとなる部分が良かったと感じます。
またこう感じた人もいるのでは?
あれこれって、伊坂幸太郎さんの作品に似ているな~と思った方もいるのでは?
私もそう思いました。
途中で作者が入れ替わったのでは?とも思いましたが、このような作品も描けるのが道尾秀介さんなのです。
本作は続きの作品があって、『カエルの小指』というタイトルで続きます。
こちらについても今後、紹介しようと思います。
また、映画化されて2012年に公開をしていたのですね。
まだ鑑賞していませんが、もう10年前になりますね。
阿部寛さんや石原さとみさんと豪華メンバーだな~
『カラスの親指』本書と出会った結果、得たものとは?
・本書と出会った結果、25個の言葉や漢字と出会い、知ることが出来ました。
・本書と出会った結果、家族の絆や想いを改めて感じました。
・本書と出会った結果、面白さと爽快感を感じることができました。
以上になります、お忙しいところお付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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