こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しております。
今回のテーマは、柚月 裕子さん 出版社 徳間文庫 『朽ちないサクラ』本書と出会った結果です。
今回は、柚月裕子さん『朽ちないサクラ』本書と出会った結果です。
犯罪ミステリーだね~
『朽ちないサクラ』本書と出会った結果?
本書をおススメなかたは?
・犯罪ミステリーが好きなかた
・結末が予測できないストーリーが好きなかた
・柚月裕子さんの作品を好きなかた
書評
初めは、このタイトル名『朽ちないサクラ』恐らく主人公は、サクラという名前なのだろうと考えながら読んでみたが、なかなかサクラという言葉や名前が出てきません。
結局、読み終えるまで『サクラ』と言う言葉や漢字が出てきませんでした。
もしかしたら、出てきていたかもしれません。
どういう意味でこのタイトルにしたのか?という事について考えてました。
すると、現在は『チヨダ(警察)』という言葉が存在しました。
こちらを参考にしてください。
チヨダ(警察)・・・チヨダとは、日本の公安警察で協力者運営などの情報収集の統括を担当する係。かつてはサクラ、四係と呼ばれた。現在はゼロに改称されたとされる。
wikipediaより引用
つまり、『サクラ』は日本の公安と言うことになります。
タイトルの『朽ちないサクラ』は、評判をおとすことのない公安、なにがあろうと組織がくずれない公安、こんな意味でタイトルにしたのでしょうか?
奥が深いタイトル名に感じました。
では、ほんの少しですが本書に触れてみようと思います。
できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばして下さい。
『朽ちないサクラ』とは?
要約
主人公の勤務する場所は、警察署内にある広報広聴課で市民の苦情対応に追われていました。
その苦情の内容があるストーカー事件が発端でした。
ストーカー被害にあっている被害者の両親と共に警察に相談しましたが、確証がとれないことを理由に被害届を受理してもらえませんでした。
両親が弁護士に相談することを警察の担当者に伝えたことでようやく動きだすかと思われましたが、被害届の受理は、一週間おくれました。
遅れた理由は、人員がいないとのことで実際は、警察内の職員、慰安旅行を控えていたことが理由でした。
被害届が受理された二日後に被害者は、殺害されました。
この慰安旅行の件が地元の新聞社に情報がわたり、警察の怠慢が知れ渡るのです。
その情報に口を滑らしてしまったのが、主人公でした。
主人公の友達は、地元の新聞社に勤めていました。
主人公は、その友達に会うことで新たな事件に巻き込まれてしまうのです。
そして、さらに奥深い世界を知ることとなります。
以上になります、続きは、本書でご確認ください。
本書で出会った言葉とは?
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で12言葉でした。
その中の3言葉だけご紹介いたします。
酷薄(こくはく)・・・残酷で薄情なこと。また、そのさま。
goo国語辞書より引用
愁眉を開く(しゅうびをひらく)・・・心配がなくなって、ほっとした顔つきになる。
goo国語辞書より引用
無辜(むこ)・・・罪のないこと。また、その人。
goo国語辞書より引用
以上、3つの言葉をご紹介しました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この場をお借りして紹介しました。
まとめ
書評
個人的に読み終えて、スッキリ爽快感になるとは思えませんでした。
すこし、複雑な気持ちですね。
詳しくは言えませんが、警察内部の裏の顔というものが存在する、そして、暗黙の了解ですべてを認知している恐ろしい所があるのでしょう。
それが本当にあるのか?ないのか?事実はわかりません。
最後に主人公が目指すべき姿というもの、これには初めからそうなるのではないか?と想像がつきました。
そして、それが続編になって登場します。
そちらも読了次第、紹介していこうと思います。
『朽ちないサクラ』に出会った結果、会得したものとは?
・本書と出会った結果、12の言葉や漢字と出会い、会得することができました。
・本書と出会った結果、新たな世界を知ることができました。
・本書と出会った結果、柚月裕子さんの作品を更に読みたいと感じました。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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