湊 かなえ『高校入試』本書に出会った結果

3.5
小説

こんにちは、”ゆみるも”です。

夫婦二人でブログを運営しております。

今回のテーマは、湊 かなえさん 出版社 角川文庫 『高校入試』本書に出会った結果です

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ゆみ
ゆみ

湊 かなえさんの作品は、これが二冊目でした。

るも
るも

私もこれが二冊目でした。

『高校入試』に出会った結果?

本書をおススメなかたは?

高校受験を控えたお子さんがいる親御さん

高校入試試験の全容と裏側をしりたいかた

湊かなえさんの作品をまだ読まれていないかた

書評

本書と出会ったのは、どこにでもあるような本屋さんで何気なく本を探していたときにです。

湊 かなえさんの作品が店頭に並べてあったのを見つけ、真っ先に目がついたのが本書の『高校入試』でした。

『高校入試』というタイトルだけに受験に打ち勝つ、または、クラスの仲間や部活動の仲間と同じ高校を受験し合格する、というストーリーだろうと想像していました。

しかし、数ページ手に取り読んでみると、想像とは違う予想外の展開にすぐに会計し、車の中で読んだ記憶があります

それぐらい、次の展開はどうなるんだろう?実際にここまでするのか?など読んでいて、気になってしまうことばかりの為、読むのが止まりませんでした。

では、ほんの少しですが本書に触れてみようと思います。

できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばしてください。

『高校入試』とは?

要約

舞台は、県下有数の進学校と呼ばれている高校。

この高校に合格した生徒は、合格発表後にじぶんが使用していた机をどうにかしてしまうという風潮があるらしいです。

この高校を卒業後は、一流大学であろうが、二流大学であろうが、就職しようがしまいが、この高校を卒業したというものがある限り、誰も文句は言わないそうです

そして、今年もこの高校を受けるためにたくさんの受験生がやってきます。

高校入試試験日の前日、先生たちが試験の準備をしていました。

それぞれが業務を分担し、試験会場の教室を確認しているときでした。

教室の内の黒板に貼られていた張り紙、そこに書かれていた内容が事件のはじまりでした。

書かれていた内容とは?犯人の目的とは?犯人は、だれなのか?

ゆみ
ゆみ

以上となりますが、続きは本書をお求めください。

るも
るも

こちらは、TVドラマでも放映されていましたので、紹介いたします。

本書で出会った言葉

本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。

出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。

ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。

本書で出会った言葉は、全部で4言葉でした。

今回は、意外に少なかったでした。

その中の2言葉だけご紹介いたします。

埒(らち)・・・1.馬場の周囲に巡らした柵。2.物の周囲に、また仕切りとして設けた柵。3.物事の区切り,限界。

                                                   goo国語辞書より引用

杜撰(ずさん)・・・1.詩や文章に典拠の確かでないことを書くこと。2.物事がいいかげんで誤りが多いこと

                                                   goo国語辞書より引用

以上、この2言葉を紹介しました

埒が明かないと口にはするものの、実際にどういう漢字が使われているかは、知りませんでしたね。

杜撰も漢字で書けませんでした

出会った言葉は、少なかったですが、本書に出会えてよかったです。

るも
るも

なかなか知らない漢字や言葉には、出会う機会はないですよね?

ゆみ
ゆみ

そうだね、調べる機会もあまりないかもね。

まとめ

書評

本書を読み終えて思うことは、現在の学業の試験結果について、疑問に思ってしまいます

すこし本書の内容に触れてしまう部分がありますが、受験生の立場とその受験する高校の教師、つまり採点する側の立場になって考えてみるとします

受験生の立場で本書を考えてみますと、試験の採点結果が合否のすべてであり、1点でも点数は惜しいと思います。

例えば、その1点があれば合格してたかもしれない、しかし、採点ミスにより1点失うことにより不合格となってしまい、将来を描いていた道もそこで閉ざされてしまう場合もあり得ます

一方で採点する側の立場で考えてみますと、採点ミスが発覚し、それを公表するのか、しないのかでまた事情が変わりますが、結局は、その高校を去り、またどこかの高校で教師を続けることも可能です。

つまり、人生が狂う事でもなく別の道を歩むことができるのです。

この差は、いったいなんなのでしょうか?

読み終えて、怒りも感じました。

現在の公立高校は、受験した高校の試験点数を中学校宛に送るらしいですが、全国がそうなのかは、不明です。

私立高校については、わたくしが知る限り点数の開示は、ありませんでした。

人は、ミスする生き物だと思いますので、果たしてこれで良いのかと本書を読み終えて感じました。

るも
るも

確かに現在の採点システムがどういうものなのか、知りたいよね。

『高校入試』と出会った結果、会得したものとは?

・本書と出会ったことで、新しく4言葉と出会い、会得することができました。

・本書と出会い、高校入試試験の全容を知ることが出来ました。

・本書と出会い、学業試験の採点のあり方について、考えさせれました

ゆみ
ゆみ

以上になります、長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。

るも
るも

今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。

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コメント

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