柚月　裕子『合理的にあり得ない　上水流涼子の解明』本書と出会った結果

こんにちは、”ゆみるも”です。

夫婦二人でブログを運営しております。

今回のテーマは、柚月　裕子さん　出版社　講談社文庫　『合理的にあり得ない　上水流涼子の解明』本書と出会った結果です。

『 合理的にあり得ない　上水流涼子の解明』に出会った結果

出会った結果をお伝えする前にぜひとも読んでいただきたいかたを個人的に考えてみました。

それがこちらです。

本書をおススメなかたは？

是非ともご覧ください

書評

本書のタイトル名を見ておもったことは、親が金持ちでありながら、自分は働かずに好き放題にお金を使い、人を見下すようなお嬢さんが生活を正すという話かなと思ってました。

そんな想像をしながら、読んでみますと想定外の面白さと爽快さに驚きました。

本を読んだあとにスッキリすることなんて、あまりありませんでしたが、本書はそうさせます。

わたし個人的な意見ですが、柚月裕子さんの作品をほとんど読みましたが、はずれがないほど面白いです。

どれもこれも必ずと言っていいほど、読みだすと話に引き込まれてしまいます。

では、ほんの少しですが本書に触れてみようと思います。

できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方、本書をまだ読んでいない方は、この見出しを飛ばして下さい。

要約

本書は、全部で6章に分かれている短編集となっています。

主人公である女性とその女性を補佐している男性、この二人でそれぞれの章に依頼の仕事や相談事などを解決していきます。

主人公の女性は、もともとある資格を持っていましたが、ある人物によりその資格を失ってしまいます。

主人公を補佐している男性もそれに関係していました。

読み進めていきますとある人物が登場してきます。

二人の詳細がそこで明らかになるのです。

ある人物とはだれなのか？そして、資格とは？

本書で出会った言葉

本書を読んで出会った言葉、つまり、知らない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートにまとめています。

皆さんもご存じのかたもいらっしゃると思いますが、その中でいくつか紹介いたします。

ちなみに今回は、17個の言葉や漢字が理解できなかったです。

籠絡（ろうらく）・・・巧みに手なずけて、自分の思いどおりに操ること。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　goo国語辞書より引用

棋譜（きふ）・・・碁・将棋の対局での手順を記録したもの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　goo国語辞書より引用

科を作る（しなをつくる）・・・1.なまめかしいしぐさをする。2.上品そうなようすをする。体裁を整える。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　goo国語辞書より引用

以上の3つの言葉を紹介しました。

棋譜という言葉は、碁や将棋を行った事がないので本書で初めて知りました。

今後も同じように紹介していこうと考えています。

まとめ

本書を読み終えて、主人公の女性と補佐役の男性のコンビは、ホームズとワトソンを思い浮かべてしまいます。

明晰な頭脳をもつ主人公の女性、冷静な行動と群をぬく知能をもつ補佐役の男性、この二人が解決できない案件はないという雰囲気が伝わりました。

このお話は、ドラマや映画化されていないのは、なぜなのだろう？と不思議に思います。

近々、ドラマ化されることを期待しながら、続編も待っています。

『合理的にあり得ない』に出会った結果、会得したものとは？

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