こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しております。
今回のテーマは、松井 久子さん 出版社 中央公論新社 『疼くひと』本書に出会った結果です。
書店や新聞で好評だったので購入し、あっという間に読み終わりました。
僕も読み終わりました、熱中してしまって、すぐ読み終わりました。
『疼くひと』に出会った結果?
本書をおススメなかたは?
・最近、恋や出会いがなく、自分に自信がなくなってきたかた
・恋や出会いに億劫になってきたかた
・いつまでも若く、活動的に恋愛をしたいと思っているかた
・本書のタイトルをみて、気になったかた
書評
まずタイトルを読んだ時に想像したのは、疼くってどういうこと?セクシャリティー的な表現のことかな?と思ってましたが、その通りでした。
ただ、読んでみて意外だったのが、主人公の年齢でしたね。
年齢は、50歳になったら折り返して、衰えていくのではなく若返っていくのかと思うほどに主人公は、元気なかたと思いました。
若さの秘訣とは、何なのか?と生きていくに必要なことや覚悟などを思い知らされたように思えます。
それでは、少しですが本書に触れてみようと思います。
できる限りネタバレにならないように表現しますが、それでも内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばしてください。
『疼くひと』とは?
要約
主人公の女性は、東京から離れたところにのんびりと暮らしていました。
自分の趣味や料理に没頭する日々を送っていました。
そんな時に高校時代からの友人から古稀の祝いという事で食事会の誘いの連絡を受けました。
主人公の過去の出来事を振り返りながら、自分の死に対しての向き合い方などを考えていた時、SNSから見知らぬ男性の連絡を受けました。
彼は、主人公が現役で働いていた時のファンでした。
主人公は、こういう事は、たまにあったのであまり気に留めていませんでした。
しかし、このSNSの連絡は、数日後に再び連絡が来ました。
主人公自身もSNSの内容に気になる部分があったものの、そこまで強くは思っていませんでした。
そして、このあとにSNSの連絡をとおして、主人公たちのドラマが始まるのです。
このあとの続きは、本書でご確認ください。
本書に出会った言葉
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で20言葉でした。
その中の3言葉だけご紹介いたします。
審美眼(しんびがん)・・・美を的確に見極める能力。
goo国語辞書より引用
馥郁 (ふくいく)・・・よい香りがただよっているさま。
goo国語辞書より引用
睦み合う(むつみあう)・・・互いになれ親しむ。仲よくし合う。
goo国語辞書より引用
以上の3言葉をご紹介しました。
既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、この場をお借りご紹介しました。
まとめ
書評
本書でたびたび出てくるシーンのひとつ、それが料理です。
この料理ひとつひとつが丁寧に描かれていて、本当に目の前で料理してもらっている錯覚を起こします。
読んでいるだけで、お腹がへってきてしまうシーンばかりでした。
いままで料理シーンの小説を何冊か読みましたが、目前に広がる感じの描き方は、これが初めてでした。
このような表現の仕方もあるのだな~と勉強になりました。
SNSから恋愛?に発展するというのは、いまどきなのかな?と思いますが、やはり相手の状況が不鮮明なところは、不安ですよね。
そこは、やはり慎重に行動すべきだったのでは?とわたし自身感じましたが、主人公の立場になってみないと実際は、わからないのかもしれません。
ただ、恋愛はひとを若くさせるということを改めて感じました。
『疼く人』に出会った結果、会得したものとは?
・本書と出会い、20言葉もの新しい言葉にめぐり遭い会得できました。
・本書と出会い、料理の描写を学ぶことができました。
・本書と出会い、若さの秘訣を知ることができました。
以上になります、長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします
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