今回は、集英社から2023年本屋大賞第2位に選ばれた安壇美緒さんの『ラブカは静かに弓を持つ』を紹介いたします。
この作品の表紙には、チェロを弾いている青年の姿が描かれています。
つまり音楽に関連した小説なのです。
このタイトルといい、表紙といいどんな物語となっているのか?
ネタバレしないように紹介していきますので、最後までご覧ください。
こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログ運営しています。
・『ラブカは静かに弓を持つ』本作をネタバレせずにどんな小説なのかを少しだけ知ることができます。
・『ラブカは静かに弓を持つ』本書の読みどころを知ることが出来ます。
・『ラブカは静かに弓を持つ』本書を購入するかどうかの判断材料になります。
・『ラブカ静かに弓を持つ』で出会う言葉や未知な漢字を一部知ることができます。
この時点で読みたくなったかたは、こちらからどうぞ!
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『ラブカ静かに弓を持つ』こちらからどうぞ。
本書で出会った結果をお伝えします
そもそもラブカってなんでしょう?
ラブカ(羅鱶)・・・カグラザメ目ラブカ科の海水魚。深海にすみ、全長約2メートル。体は細長い筒状で、暗褐色。口が前端に開き、えらあなが六対あることや骨格の特徴から、現生サメ類中最も原始的とされる。卵胎生。日本では相模湾・駿河湾に分布。
goo国語辞書より引用
ということで深海にすむサメでした。
深海のサメと音楽がどんな関係なのでしょうか?
ますは読んでみた感想です。
『ラブカ静かに弓を持つ』読んでみた感想
相変わらず勝手な想像をしながら読み始めたのですが、20ページあたりからめくるページが止まりませんでした。
気づいたら1日で読み終わってしまうほどの面白さです。
熱中するほどの面白さとは、どういうものなのか?
まずは主人公が物語が進むにつれて少しずつ自身が変化していく姿です。
詳しくは言えませんが、主人公が少しずつ変化していくキッカケとなったのがなんなのかも面白い部分であります。
更にもう一つ言いますと、主人公にとつぜんある人物が近づきます。
何故この人物が主人公に近づくのか?目的はなんなのか?
それも読んでいて面白い部分でした。
音楽小説ということもあってまるで目の前で演奏しているかのような感じもありました。
こんなにもいろいろ詰まった作品をおススメな人は、どんなかたでしょうか?
『ラブカ静かに弓を持つ』おススメな人
おススメな人はこちらです。
・過去や現在で楽器を習った経験があるというあなた。
・人付き合いや仕事の仲間とうまくいっていないというあなた。
・毎日、仕事ばかりのあなた。
当てはまるかたは、是非ともごらんください。
では本書のあらすじを少し紹介します。
ネタバレにならないように表現しますがそれでも知りたくない方は、この見出しを飛ばして下さい。
『ラブカ静かに弓を持つ』あらすじ
上司から呼び出された主人公は、会社の地下にある資料室に呼び出されたのです。
資料室のなかで上司にある指令を受けました。
その指令は、ある場所の生徒として入会し調査を行う事でした。
主人公の会社は、その調査に関連する仕事でした。
上司に指令をうけたものの主人公は、調査する場所に動揺と息苦しさを受けたのです。
そして後日、主人公は体験入学を行いました。
その体験入学で出会った人物に指導を受けることになるのですが、この出会いが主人公にとってどんな出会いになるのでしょうか?
彼らの出会いがおおきな渦となっていきます。
それがこの物語のはじまりなのです。
あらすじは、ここまでにします。
本書の中で出あった言葉や漢字
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で38の言葉や漢字でした。
そのうちの3つを紹介します。
旗艦店(きかんてん)・・・各地に出した同系列の店の中で、そのブランドを代表して中心的な存在となる店。
goo国語辞書より引用
メロディアス・・・旋律的。旋律の美しいさま。
goo国語辞書より引用
運指(うんし)・・・ピアノなどの楽器を演奏するときの、指のつかい方。
goo国語辞書より引用
以上、3言葉を紹介しました。
音楽の小説だけに関連する言葉が色々出てきました、今後も変わらず伝えていこうと思います。
まとめ
最後になりますが、『ラブカ静かに弓を持つ』の読みどころを個人的に三つ言います。
まず一つは、主人公には知られたくない秘密があります。
その秘密にしている内容は、一体なにか?
それがキッカケとなりある事をためらってしまうのですが、これがどういうことかが読みどころの一つだと思います。
二つ目の読みどころは、ある社員の妙な行動です。
主人公にやたらと近づいてくる、ある社員がいます。
ある社員の目的はなんなのかが、二つ目の読みどころだと思います。
最後に三つ目ですが、それは体験入学で指導を受けた人物です。
この人物が主人公を指導していくのですが、自分自身もあることが芽生えます。
それが芽生えていくことにより主人公にもある変化が訪れます。
それが最後の読みどころだと思います。
他にも読みどころの部分がありますが、それは皆さま自身でお確かめください。
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本書を読んでみたい方は、こちら。
以上になります、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします。
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