今回紹介しますのは、浅倉秋成さん 出版社 角川書店『六人の嘘つきな大学生』を紹介いたします。
こちらは、TVのTBS系毎週土曜あさ9時30分より生放送『王様のブランチ』ブランチBOOK大賞2021受賞し、2022年本屋大賞ノミネートされ話題沸騰中の作品です。
最後までご覧ください。
こんにちは、”ゆみるも”です。
夫婦二人でブログを運営しています。
・『六人の嘘つきな大学生』を本屋で購入するかどうかの判断材料になります。
・『六人の噓つきな大学生』を読むといろいろな漢字と言葉に出会い、その一部を知ることができます。
・『六人の噓つきな大学生』本書についての読みどころや面白さを一部知ることが出来ます。
『六人の噓つきな大学生』本書を読んだ結果
タイトル名から読み取りますと大学生が就職活動中になにか嘘をつくのでしょうと思いますが、果たしてどういう嘘なのでしょう?
想像つくのが学歴詐称などでしょうが、まあいずれもわかってしまいます。
更に本書の帯に記載されている内容で『犯人』と出ていましたが、殺人?サスペンス?いったいどういうことなのでしょうか?
『六人の噓つきな大学生』本書を読んだ感想
読んでみた感想ですが、わたし個人的にはあまりすっきりしない結末だと感じました。
あまり内容を語るつもりはありませんが、ある出来事を実行した人物の動機があまりしっくりこないのですっきりしません。
結末はすっきりしませんが、先ゆく展開が気になり最後まで集中して読み終えてしまう面白さはあります。
更に面白さだけでなく、おそらく本書を手に取ってみると帯に記載している内容が印象深く頭に残り、そのまま読んでしまうと著者のワナにはまります。
ですから帯の情報やタイトルにまどわされずにゼロベースで読んでみると更に面白いと思います。
その面白い本書をおススメな人はこちらになります。
『六人の噓つきな大学生』本書をおススメな人
個人的におススメしたい人はこちらです。
・大学生で就職活動真っ最中でお忙しいあなた
・人事担当の採用を担当しているあなた
・会社で研修や講習を行ったときにグループディスカッションに備えたいあなた
是非とも本書でご確認ください。
それではほんの少しですが、本書に触れてみようと思います。
ネタバレしないように表現しますが、それでも内容を知りたくないかたは、この見出しを飛ばして下さい。
『六人の噓つきな大学生』あらすじ
IT企業であるS社は、新卒総合職の採用を開始を行い、応募者数は五千人を超えていました。
その中から一次選考と二次選考を行い、最終選考に残ったのはたったの六人でした。
最終選考の内容は、グループディスカッションを行い、議論した内容によっては全員採用する可能性もあるということです。
最終選考の日時は一か月後でした。
六人はこの通達をうけたあとにお互いを知るために会合しました。
のちに最終選考までに六人それぞれ会社の情報を集めて、それを会合の場でまとめるという事を決め、まとまりを見せ始めるのでした。
しかし、ある日六人が食事会を行ったあとの帰り途中、会社からある通達メールが来たのです。
その通達により六人の本当の姿を目の当たりにするのでした。
果たして、その内容とは?
この先を気になるあなた、本書でご確認ください。
本書で出会った言葉や漢字
本書で出会った言葉をこの場を借りて、紹介しています。
出会ったというより、わからない言葉や読めない漢字などを調べて、ノートに記録しています。
ノートに記録しているだけでは、身につかないと考え、この場で紹介することにより、身につくと考えています。
本書で出会った言葉は、全部で23の言葉や漢字でした。
その3つを紹介します。
誤謬(ごびゅう)・・・まちがえること。まちがい。
goo国語辞書より引用
鬼籍(きせき)・・・死んだ人の名や死亡年月日を書きしるす帳面。過去帳。点鬼簿。
goo国語辞書より引用
射幸心(しゃこうしん)・・・まぐれ当たりによる利益を願う気持ち。
goo国語辞書より引用
以上、3言葉を紹介しました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、紹介することで私たちの為にもなりますので、今後も変わらず伝えていこうと思います。
まとめ
『六人の噓つきな大学生』を読んでいくとある出来事を起こした張本人が誰なのかを想像しますが、わたしは不正解でした。
読みどころは、二つあります。
一つ目は、ある出来事の張本人が誰なのかを考えるよりも何故このような出来事をおこなったのか?
それを行うことで何がメリットなのかが、わたし自身理解できなかった部分でした。
二つ目は、六人の大学生ひとりひとりの性格や心境などの人物像が第一印象から変化していく模様が読みどころです。
誰しも初対面から約1か月間で他人の性格や人柄など理解できるわけありません。
むしろ何年一緒に過ごしてもわからない部分はあります。
その人の内面を描写した部分は、改めて自分自身を見つめなおしていかなければと勉強になりました。
最後まで読んでくれたあなたも参考にしてください。
以上になります、お忙しい中読んでいただきありがとうございます。
今後も”ゆみるも”をよろしくお願いいたします
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